一般生活者を対象にした「幸福感」に関する自主調査を実施いたしましたので、今回はその調査結果をご紹介させていただきます。
◎調査概要
【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
【調査時期】2013年1月25日~1月30日
【回収数】全国1,457名 男女12-79歳(性年代10歳刻みごとに100件前後を回収)
【調査項目】
●現在の「幸福感」
●幸せを感じるために重要なこと
●現在満足していること
●5年後の「幸福感」
●生活におけるゆとり(時間的/経済的/精神的)
●健康状態
●人間関係の良好度合い(家族/友人知人/職場の上司・同僚・部下/地域)
●夢中になれる趣味や目標、生きがい
●不安を感じること
●生活の中で幸せを感じた・ラッキーだと感じたエピソード(自由回答)
【調査結果の概要】
●幸福感の平均値は10点満点で6.14点
●幸福感の平均値が高いのは「女性」や「高年代層」。「男性20代」で最も低い。
●「精神的なゆとり」と「家族関係」が、幸福感への影響が大きい。
●「家族との関係」、「友人との関係」が良くない人では、幸福感の平均が4点前後と低い。
■「幸福感の平均値は10点満点で6.14点」
現在の幸福感を0~10点で回答してもらうと、平均は6.14点、5年後は6.03点。幸せを感じるために重要なことは「家族関係」「身体的健康」「経済的な余裕」「精神的健康」「収入の安定」などが上位でした。
実際に満足しているのも「家族関係」がトップで、「自由な時間」「身体的健康」「友人関係」などが続きます。重視点との差が大きいのは、「経済的な余裕」「収入の安定」などの経済面や、「精神的健康」「身体的健康」などでした。
■「幸福感の平均値が高いのは女性や高年代層。男性20代が最も低い」
女性の方が、幸せだと感じる人が多い。女性や高年代層で幸福感の平均値が高い。女性70代では平均7点を超える。男性20代が最も低い結果です。幸せだと感じる人は、既婚者の方が未婚者より多く、世帯形態の中では、夫婦のみ世帯が最も幸福感の平均値が高くなっています。
■「精神的なゆとり、家族関係は、幸福感への影響が大」
経済的なゆとり、精神的なゆとりがある人では、平均値が7点を超え、幸福感が高い傾向。家族との関係、友人との関係がよくないという人では、平均値が4点前後と低い。精神的なゆとりや家族関係では、プラス(ある、または良好)の人と、マイナス(ない、またはよくない)の人で幸福感の平均の差が大きく、幸福感への影響が大きいことがうかがえます。
はやり幸福を感じるためには、家族や友人との関係が大切なんですね。
また、男性より女性が幸福で、特に20代の男性が1番幸福感が低いというのは考えさせられます。社会に出たけど世の中は不況で、仕事は厳しく、精神的にも経済的にもまだ余裕がないということでしょうか。
調査結果はこちらにアップしましたので、興味があれば見て下さい。
http://myel.myvoice.jp/user_data/pdf/release130410.pdf
マイボイスコム http://www.myvoice.co.jp/
アンケートモニター http://www.myvoice.co.jp/voice/
アンケートデータベース http://myel.myvoice.jp/
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