私は1980年代から28年ほどリサーチの世界に携わってきました。
前半の14年間は、伊藤忠系シンクタンクのCRC総合研究所(現在の伊藤忠テクノソリューションズ(CTC))で、色々な従来型調査に携わり、後半の14年間は社内ベンチャーでマイボイスコムを立ち上げて、ネットリサーチの世界に係わっています。
そのため、従来型調査とネットリサーチの違いや、以前のリサーチ業界と現在のネットリサーチ業界の違いも、両方の実務経験から肌で感じています。
従来型調査と比べて、ネットリサーチは、早くて、安くて、インターラクティブ性に優れ、画像や音声も使えるし、レアサンプルの意見も聞くことができるし、とっても便利で多機能な調査手法です。
そして、経営判断にスピードが求められる現在に、とても合致している調査手法だと思います。
この特性を正しく活用していけば、リサーチ業界にも、マーケティング業界にも貢献できる有力な調査手法であり、「生活者の意見や要望を企業や社会に伝える」というリサーチのミッションにとって、大変有効な武器になることは間違いありません。
そして、この10年ほどで、だいぶその役割は果たせるようになりました。
ネットリサーチ市場で色々な問題が生じていることをご紹介しましたが、これからネットリサーチ業界がクオリティの改善を進めれば、必ず社会に役に立つサービスとしてより発展できると信じています。
ここからはネットリサーチの優位性についても、最近の出来事や、当社の考え方なども入れて紹介させていただきます。
〇マイボイスコム http://www.myvoice.co.jp/
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