ネットリサーチ自体は、早くて、安くて、インターラクティブ性に優れ、画像や音声も使えるし、レアサンプルの意見も聞くことができるし、とっても便利で機能的な調査手法です。
でも色々なリサーチ会社が、色々な考え方や運用方法でネットリサーチを提供しているため、多くの問題が生じています。
「意思決定への貢献度」が下がり、「顧客満足度」が低下している原因としては、以下の様なことがあると感じています。
1)お客様との課題共有の不足
2)短時間での回収
3)多頻度な調査依頼
4)謝礼ポイントの大幅な削減(低ポイント)
5)過度な回答負荷とウェブ制御
6)データクリーニングの不備、欠如
MRは目に見えない情報を扱っているサービスですので、その品質は目に見えず分かりにくいところがあります。
でも問題のあるデータを分析していくと、矛盾する回答が多かったり、どう見ても市場と乖離した結果が出て、本当にこの調査結果をもとに判断して良いのか??、と不安と不信を感じてしまうことになります。
できるだけ代表性のあるデータを取るために最大限の努力をすることはリサーチ会社の責務だと思いますが、このあたりの認識がネットリサーチの世界では、ストンと抜け落ちてしまった感があります。
ネットリサーチ市場の課題について、日頃感じていることを少しづつお伝えしたいと思います。
〇マイボイスコム http://www.myvoice.co.jp/
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